どうも!いまこです!
先日、劇場でもののけ姫を観てきました。
ということで、もののけ姫を観た感想を書きたいと思います。
では、さっそくどうぞ!
もののけ姫は劇場で観るべき

もののけ姫は劇場で観るべきです!
これは、断言します!
映画の世界に入れる
一番の理由はこれ。家のテレビで見るよりも集中することができます。
もののけ姫は、いろいろな問題、要素が盛り込まれた作品です。
集中してみないと、もののけ姫に込められたメッセージを理解できません。
迫力満点
これまでテレビでなんとなく観ていましたが、劇場で観るともう迫力がやばい。
モロ(犬神)やおっことぬしの迫力が圧倒的。
言葉では表現できない人間への憎しみ、サンへの愛が大迫力の画面からしみじみと伝わってきます。
音楽で感動
テレビの雑魚スピーカーから出てくる音楽とは、別次元。音楽だけで泣けますよ笑
なんとなく聞こえてた音楽ですが、やはり劇場は違いました。
低音がしっかり響いて、映画の世界を盛り上げてくれます。
感想

では、もののけ姫を見た感想を書いていきます!
真の正しさなんてない
さっそく、哲学的な感想ですね笑
しかし、もののけ姫を観た方ならわかるはず。この作品はもう哲学というか、もう絶対に子供が理解できるような内容ではありません。
本題に戻りましょう!
この世界には、”真の正しさ”なんて幻想は存在しません。
人間、もののけ。それぞれの立場において信じるもの、大切なものが存在します。
その大切なものを守るために、争いは起き続けるのです。
エボシには自分の信じる正義があり、もののけにも森を守るという正義がある。
両者は、ぶつかり合うほかないのです。
世界は複雑
もののけ姫は、この世界の複雑さを映し出しているのではないかと思いました。
もののけ姫の世界に、二項対立なんて単純なものは登場しません。
自然VS人間のようにも思えますが、違います。
人間の中にも、人間VS人間という争いがあります。自然の中にも、もののけVSもののけが存在します。
この世界は、二項対立なんてものなんかありません。裏側には物事が複雑に絡み合っています。カオスです。
主人公アシタカは現実世界の若者

主人公のアシタカは、まさに現実世界の若者を投影しているのではないかと思いました。
唯一、主人公アシタカだけは単純です。
悪いものは悪い!良いことは良い!と思っています。その背景などは関係なしです。
エボシとの会話
それを表しているのが、エボシとの会話です。
アシタカが「曇りなき眼(まなこ)で見定めて、決める」とかっこよく言い放ちましたが、エボシは腹を抱えて大爆笑します。
エボシは、物事はそんなに単純でないことに気づいているのです。
エボシは、アシタカの悪いものは悪い!という単純な思考が滑稽に思えたのでしょう。
アシタカはバカ
何を隠そう。アシタカはバカで単純なのです。現実世界の若者もそうです。
戦争なんかダメ!なんで、貧乏な国を救わないの!可哀想!世界平和!!!!
という風に考えます。その背景などおかまいなしです。と言っても、戦争はダメですけどね、、、。
バカは強い
アシタカはバカ、若者はバカで、世界のことなんて理解していない。と言いました。
しかしです。映画の最後、シシ神様の一件は誰が解決しましたか?
そう、”バカ(アシタカ)”が解決しました。
そして、ジコ坊は言います。「バカには勝てん」と。
戦争とか、解決が困難な問題を解決に導いてくれるのは、バカかもしれませんね笑
僕も若者ではありますが、主人公みたいなバカさは薄れてしまいました。
いくら年を取っても、バカでいたいものです。
共に生きよう

この映画の究極テーマは、
共に生きよう
ということだと思いました。
生きるということ
これまでの感想はなんとも悲観的です。
絶対の正しさなんてないし、世界はカオスだし、。不条理ですよね。
しかし、それでも、生きてゆくのです。不条理の中でも”共に生きていく”のです。
サンは、結局最後まで人間を許すことはできませんでした。
しかし、アシタカは言います。
”共に生きよう”と。
これが生きるということなんだと思いましたね。
あーだこーだ、世界は残酷だ、資本主義はハードゲームだ、、なんて言いながら、
セックスして、ストゼロ飲んで、寝て、朝起きて、また会社に行く。
こうして、みんな共に生きていくしかありません。
何が言いたいかというと、
ストゼロは最高!!
まとめ
いやー、やはり、もののけ姫はすごいですね。いろんなことを学ばせてもらいます。
もう全部は語りつくせません。多分夜があけます笑
もののけ姫を作った宮崎駿は、もう次元が違いますね。次回作の「君たちはどう生きるか」めちゃめちゃ楽しみです。
皆さんもぜひ、劇場でもののけ姫、てかジブリ作品全部を観てくださいね!
そして、共に生きましょう!
アシタカがヤックルに乗って会いに来るかもしれませんよ?
おわりです~!
コメント